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マインズ通信

プロフィール

マインズ代表

Author:マインズ代表
星野重治[Hoshino Shigeharu]
□株式会社ベストコーチ教育代表取締役
□NPO法人ゆめネット理事長
□NPO法人学習塾全国連合協議会東日本常任理事
□NPO法人学習塾全国連合協議会東日本事業局長
□日本古文書学会会員
□上智大学史学会会員
□元上智大学文学部史学科非常勤講師
□教育心理カウンセラー1級・不登校心理相談士
□総合学習塾マインズ講師歴29年

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2010.08
20
Category : 未分類
吾輩はカラスである。
名前はまだない。
いや、人は皆ボクを見て「コノヤロー」と呼ぶから、
きっと「コノヤロー」がボクの名前なのであろう。
どこで嫌われたかとんと見当がつかぬ。
何でも夕焼け色のしみじみした所で、
カーカー泣いていたことだけは記憶している。
吾輩はここではじめてブログというものを見た。

なんとそこにはボクの悪口と思しき内容が書かれているではないか。
ボクはア然とした。ボクは星野という人間に憎しみすら覚える。
いや、いけない…
この取るに足らない男のために、
華麗なるカラスの歴史を汚してしまうのも本意ではない。

皆様は覚えていらっしゃるか?
清少納言ちゃんの書いた『枕草子』という随筆を。
そこにはこう書かれたり!

秋は夕暮れ。夕日のさして山の端いと近うなりたるに、
からすの寝どころへ行くとて、
三つ四つ、二つ三つなど飛び急ぐさへあはれなり。


残念ながら、雁クンほどの評価は得ていないが、
間違いなく清少納言ちゃんは、ボクを「あはれ」と評価したのだ!

この際はっきりと言っておこう。
ボクはその昔、皆様の先祖殿たちとうまく共存していたのだ。
古代・中世の絵巻物にもボクらはたくさん登場する。
ききんで倒れた人の近く、
疫病で倒れた人の近く、
首棚にさらされた生首の近く、

言葉は悪いが、ボクらはその亡骸や吐瀉物を処理する係であった。
言葉は悪いが、今かわいがられているワンちゃんたちも同じ係として活躍した。
ボクは歴史的にも環境に優しい元祖エコガラスなのだ。

中には裏切り者の不幸を願ってボクに向かって呪詛する輩もいたが、
それはボクの超能力を頼ってのこと。何気に神聖なのだ。

あの頃は「コノヤロー」という名前ではなく、「クロウ殿」と呼ばれていたという説もある。
ヨシツネと同じだ(*^_^*)

今だって本当はボクのこと信じているのかもしれない。
証拠はある。
かわいい泣きん坊に向かって「泣いたカラス」と言うではないか。
子どもの口のわきにできるただれを「カラスのお灸」と言うではないか。
きれいな髪の毛の色を「カラスの濡れ羽色」と言うではないか。
中年女性の目尻のシワを「カラスの足跡」と言うではないか。

参ったか、人間